早嶋です。
最近、企業でコンサルテーションを行うときや研修を行う際、ファシリテーションの手法を活用することが多いです。また、チームで議論を行う際にもファシリテーションは協力なビジネスツールだと感じます。
組織は形成されてすぐに機能するのではなく、一度、対立や混乱があり、その後に意識や意見の統一が図られ機能しはじめる。これはタックマンモデルと言われますが、議論が白熱していくと、メインテーマから脱線する場合が多々あります。その際、その意見が重要であろうが重要でなかろうが拾うことを心がけます。
拾うと言っても、脱線している内容について時間をかけて議論することを意味するわけではありません。その代わり、その内容について今議論するべきではないですよねって当事者の合意を取った上で、その内容を記録しておくことです。
ファシリテーションでは、パーキング・ロット(Parking-lot)という名前が付いています。例えば、司会者が直接議論と関係ないんじゃないか?と考えた内容に関して、パーキング・ロットを作り、そこにその内容を蓄積するイメージです。もし、後でその内容が重要だったり関係していたりすれば、そのときに取り出せるようにする目的もあります。研修で行う場合は、ホワイトボードの隅にメモを残しておくイメージです。
少しの工夫ですが、パーキング・ロット、効果は絶大です。
—–ファシリテーション・チップス—-
○Good&Next
○タックマン・モデル
○ジョハリの窓
○納得の構造