早嶋です。
鼻がむずむずしています。どうやら風邪を引いたようです。季節の変わり目、皆様もご用心ください。
会議、という言葉を聴いてどのようなイメージを連想しますか?「だらだらと時間の無駄」「何も決まらない」「報告事項で終わってしまう」「上司が一方的に話しをして発言できない」・・・。
もし、上記のようなネガティブな要素が1つでも浮かんだら、会議自体が形骸化してしまい意味を成さない状態になっているかもしれないですね。
会議をもっと良いものにするためにはどうするか?そのためには、会議をそもそも、何のために行うかを考えると良いと思います。早嶋は、会議に2つの目的を見出します。
1つは、成果を生み出すこと。よく一人で考え事をしていて煮詰まったときや行き詰ったとき、他の人に話したら解決した、或いは糸口が見えた、という経験をします。一人の人間の知識や経験は限られていますが、沢山の人間が様々な視点でテーマを検討したり、異なる知識や経験を集めることによって、より良い答えが見つかるかもしれません。まさに、三人寄れば文殊の知恵です。会議を通して、より質の高いアウトプットが生み出されます。
そしてもう1つ。意思決定や会議の過程に利害関係者が集まることによって、会議で出た結論を共有し実際に行動に移しやすくなる、です。仮に会議の目的が1つ目の良いアウトプットを出す、だけだとすると、会議自体を優秀なコンサルタントに委託したほうが良いかも知れません。彼らに頼めば素晴らしい処方箋を用意してくれるでしょう。しかし、その結論が如何に優れていようとしても実際に実行する人が納得しない限り、何の行動の変化にもつながらないという問題が生じます。つまり、会議に成果とその過程がとても大切なのです。これは合意形成に対する満足間とも呼べるでしょう。