早嶋です。
現在、新幹線の中、夕方に大阪に向かい、商談を済ませて福岡に戻っているところです。便利な世の中ですね。
さて、世の中には数に関する法則が沢山あります。1:5の法則、2:8の法則、5:25の法則・・・。近年の脳の研究で、一般的な人間が持つ脳の処理能力には限界値があり、認知可能でかつ、良好な関係を維持する事ができるのは150人と言われます。
これは、人類学者であるロビン・ダンバーが行った霊長類の社会的コミュニティにおける行動調査の結果からの仮説です。これに関する論文では、「集団の機能や目的に関係なく、人間の社会には150人という自然の集団が隠されている」と結ばれていました。
集団や組織などのコミュニティでは、ネットワークの発達によって総数が増える恩恵を受けていますが、その反面でコミュニティに属する個々がコミュニケーションをとりにくくなるというジレンマが生じるのです。
150という数字は、よく分かりませんが、確かに処理できる人数には制限がありそうですね。大きな事業を行っている企業では、最大のユニットを150の単位で区切るとコミュニケーションが促進される、ということも考えられるかもしれません。