北米のペット事情

2007年6月6日 水曜日

早嶋です。

家庭で飼われている犬猫の総数は、2500万匹以上で、既に15歳未満の子供の総数を抜いている話は、前回も記録しましたね。

今朝のnikkeiで、ペット用品大手のユニチャームペットケアが来春、ネスレグループと販売代理店契約を結び、北米での販売を開始するというニュースがありました。ユニチャームペットケアは、ネスレの販売チャネルを活用して、犬・猫用の紙おむつなどを販売するようです。

現在、米国でのペットケア市場は拡大傾向にあり、約2兆円程度のマーケット規模になっています。そして注目すべき点は、日本のペット市場と同様に、都市部においての小型犬の飼育頭数が増加している事です。

これまでは、米国ではペットは、家の外、というニュアンスだったのでしょうが、ペットの室内飼いが急増しているのです。そこで、室内飼育用品に強いユニチャームペットが北米の市場に目を向けたのです。

当面は犬用のおしっこ吸収シート『出尾シート』やペット用紙おむつなどを国内生産、輸入という流れで販売しますが、動向に応じては現地生産も検討しているとのこと。ユニチャームペットケアは北米でのシェアの25%を目指しているようです。

米国で室内買いの小型犬が増加すると言う予測は、これまでの経験のみで考えていると、到底無理な話ですね。これは、ある意味パラダイムシフトですね。

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