頭と心のモヤモヤ

2014年7月3日 木曜日

若い起業家や若い経営者は根拠なき自信があります。これはある意味強みとなり行動の源泉です。その行動が目標達成に結びつくものであれば成果が出ます。成果は確率の問題でやり方が間違っっていなければ、行動を続けることで一定幅の結果が得られます。

一方で、行動量が増えると頭がモヤモヤし始めます。自分の行動に対する成果が出にくいと感じるからです。焦ります。すると根拠なき自信が薄れ、全てに対して疑いはじめ、難しく考えた結果、分からなくなります。何が重要で、どんな打ちてがあるか困惑します。

頭のモヤモヤは自信の欠如による不安から生じるかもしれません。例えば、経営のことを俯瞰的に整理して切り分けることができればスッキリします。多くの場合、当たり前の選択肢になりますが、整理することで自分の行動を再び信じ動きはじめます。思考が整理され、すべき行動を再び行いますので成果がではじめます。不要な行動が少なくなるので確率が高まります。

加えて、年齢が高まると心のモヤモヤが追加されます。過去に行った行動の意味を考え始めます。自分が与えたインパクトが社会にどのような意味をもたらすか。残りの人生をどうすべきか。自分の選択肢に間違いがなかったか。家族はこの後どうなるのか。

熟練経営者になればなるほど、このような心の重りを他と共有することも難しくなります。若い頃から築いてきた誇りや自信が邪魔をするため、本当の自分を他社と共有出来なくなるのです。

若い時の頭のモヤモヤ、成熟するに連れてまして行く心のモヤモヤ。どちらもスッキリさせて、ビジョンの実現に結びつく行動を取れるよう支援ができればと思います。

本日も経営のモヤモヤをスッキリします!



コメントをどうぞ

CAPTCHA