早嶋です。
ジョン・コッターの変革の8ステップの6番目に「短期間で成果をあげる」というのがあります。前回投稿したプロトタイプの重要性でもコメントしましたが、小さく始める、そして小さな成功事例を作ることはやはり重要だと思います。
クライアント先で新たな変革を行う時、新しい事業を始める時、この重要性を強く感じます。何事も反対派と賛成派となにもしない系に何となく別れます。反対派は、中小企業の場合は面に現れずに観察している。そして、小さな成功事例が増えると徐々に手伝ってくれるようになります。
改めてジョンコッターの著書を読んだら、この感覚は日本人のみではないと感じました。
危機意識を高める
変革推進チームをつくる
適切なビジョンをつくる
変革のビジョンを周知徹底する
従業員の自発的な行動を促す
短期間で成果を上げる。
さらに変革を進める
変革を根付かせる
このままではだめだ→変える→定着させる。
頭ではわかっていても実行するのはむずかしいのでしょうね。
小さな成功事例をみせて、それに傍観者であった人間が乗っかていく。
「ゆらぎメソッド」と似たところがあるのでしょうか。
ゆらぎメソッドの紹介ありがとうございます。
ちょいと景気が良かった時代は良いでしょうが、乗っかる前にかなり進んでいて、乗っかることが出来ない人であふれているような気がします。
いい意味で競争を高めていく必要もありますね。上記によって排除されるのはある程度しかたのないことかも知れません。少なくとも努力をしないヒトの手助けができる程、豊かな時代は遠い昔になっているかも知れません。