アラビアンロレンスの主人公が、砂漠ではぐれた仲間を助けに行くとき、別の仲間から忠告を受けました。It is Witten. つまり、彼は元々砂漠でつきる運命だったと。だから、今更助けに行っても無理だというのです。しかし主人公は、その忠告を無視して仲間を助けに行き、無事救出します。そして、一言。Nothing is Witten. そう、予言書なぞ存在しないのです。全ての人生は自分で切り開く。
運命は決まっていると考え、何も行動を起こさない.一方、運命は自ら切り開くということで行動を起こす。後者の人生はきっと困難が沢山在るでしょうが、わくわく過ごせるに違い在りません。自ら目標を設定したら、それを達成する方法だけを考える。設定した目標が困難で在っても、その方が達成しがいが在ると考える。
It is Wittenと考えるか、Nothing is Writtenと考えるか。ちょっとした意識の変化ですが、大きな違いを生むと思います。
『ドラッカーが教える問題解決のセオリー』、読ませていただきました。
「間違った問題に対する正しい答えほど、実りが無いだけでなく有害なものはない」『マネジメント課題、責任、実践』。よく、正しい答え以前に、正しく課題設定することが大切と聞いたことがありますが、ドラッカーが言い始めたことなんですね? なるほど、日常を見渡しても、その通りだと思います。
問題解決のセオリーは、いわば武道の「型」のようなもの。型が固まれば、応用もきく。そうですよね。小見出しも、オレ流には10年かかる、幽霊の正体見たり、ヤブ医者には治せない……など、ワサビがきいてますよね。ほんと20代のビジネスパーソンに広く読んで欲しいと思いました。
ぐるぐるさん、感想、ありがとうございます!是非、そのままのコメントをアマゾンにもよろしくお願いします。
ワサビの効き、よろしかったようで。