進研ゼミの赤ペン先生。通信教育の走りで、小さい頃に利用していました。答案を郵送すると、赤ペンでぎっしりアドバイスや考え方を指導するスタイルで国語は全く無視して読みませんでしたが、数学は良く解説を読んでなるほど!と思ったものです。
おかげで国語の成績は低迷、数学はそこそこをキープ出来たのかもしれません。
ただ、こちらのサービス、人の手で添削して郵送するので答案を送ってから却ってくるまでの時間が2週間~3週間かかっていたと思います。どんどん新しい学習を進めている学生にとってはその時間がちょいと気になるところでした。
そんな赤ペン先生がネットを活用し始めました。これまで郵送していた答案をネット使って電子的に配信するのです。これによって返却の時間を短縮することができます。興味深いのは添削する様子を電子的に動画で再現できる点。また英語の発音を再生したり電子化のメリットを様々に活用していくようです。
早嶋が選択したビジネススクールはネットの世界の大学です。実際にネットを活用して学習をすすめるとリアルの場合よりもメリットが大きいことが多々あります。これらのノウハウを義務教育世代にも勧める。素晴らしいことだと思います。
ちなみに、添削は赤ペン先生がアナログで手書きをしたものを電子化するそうです。ここが進研ゼミのKSFなのかも知れません。
早嶋聡史