今年の東京マラソンの申し込みは、フルと10kmを併せて33万人。今回5回目でまたしても過去最高。マラソンの人気は一時的なブームから継続的なトレンドになりつつあることを示すデータです。
早嶋は今年も申し込みを行いましたが、9.2倍の倍率に抽選落ち。
地方のマラソン大会も数多く開催されるようになり、しかも開催が第2回、3回と東京マラソンのように継続して行われています。早嶋も直近では下関海峡マラソンに再度参加します。
さて、地方のマラソン大会を行っていて良く思う事です。ラグジュアリー層や可処分所得層が高いヒトの参加がある一定の数がいる、ということです。この内容は以前もブログに書きましたが、あきらかに定着していると感じます。
例えば、地方退会の駐車場にはアウディやBMWなどの高級車に乗りつけて大会に参加されている方を必ずお見かけします。また、フルマラソンであれば4時間~5時間くらいで走る区分けには、毎回最新の装備やウェア、シューズを身につけているランナーが数多くいます。
これまで感じていたことは、この層を満足するスポーツウェアの不足です。先日、銀座のアルマーニで見つけました。まさに!という商品です。
アルマーニとリーボックがコラボして、アクティブなスタイルをスポーツやテクノロジーの融合により実現していました。調べてみるとこの提携は2010年1月に行われていました。その時のジョルジオ・アルマーニ氏のコメントは印象的です。
「現在、スポールウェアやカジュアルウェアがワードローブに占める割合は本当に大きくなりました。スタイリッシュであり、なおかつ快適なスポーツウェアを顧客に提供することは、私の念願でした。今回のリーボックとの提携は、この思想が自然と結実したものです。これまでのコラボレーションもつねにそうでしたが、その分野のエキスパートと仕事をするのは、じつにうれしいことです」と。
10月。マラソン大会が全国で数多く行われる時期。今後、アウディやBMWに乗っているランナーのウェアがアルマーニとリーボックのコラボコレクションになっている事でしょう。
早嶋聡史
マラソン大会のスタート場面。大勢が団子状態の中、持ちタイムが良くスタートライン直後に並ぶ選手はアシックス、中盤から後半に並ぶ選手は他のブランドのシューズを履いている……。今夏、先生のマーケティング講座で聞いたお話です。
今後、各地のマラソン大会のスタートラインに並ぶ団子の中には、アルマーニの靴を履いたグループができるのでしょうか? それは中盤から後半ですかね。
ちなみに、こんな新聞記事もありました(下記アドレス)。神戸新聞の記事です。
http://www.kobe-np.co.jp/news/sports/0003540746.shtml
コメントありがとうございます。アルマーニの靴をはいた集団が形成されることはないと思いますが、ちらほら大会の中で見かける機会が増えると思います。今後の大会でウォッチしてみますね。
また、記事のご紹介、ありがとうございます。