不確実性は、予測が付かない事なので、なんだか悪者のように感じる。しかし、予測が付かないが故に、便利なときもある。
大学の授業で出席を取る日だけ参加している輩、結構いたのではないでしょうか?これは教授が親切にも出席する日程を教えているからです。でもどうでしょう。もし、2回に1回程度、かそれくらいに出席をとると言って、実際、出席を取る日がまちまちだったら。
恐らく多くの生徒が諦めて全ての講義に出席する選択を取るでしょう。不確実性をプラスに使っているのです。これは、マルサだって交通の取り締まりだって、不規則に行っているから日頃からルールを守っているのではないでしょうか?ここにも不確実が応用されています。
早嶋聡史