日本のCSR活動

2009年10月12日 月曜日

future

『顧客第一の信念に徹し、社業を通じて社会の進歩に貢献する。誠実を旨とし、和を重んじて公子の別を明らかにする。世界的視野に立ち、経営の革新と技術の開発に努める』

これは三菱重工の社是ですが、多くの日本企業はCSR活動が盛んになる前から実質的なCSR活動に取り組んでいます。日本企業は、社会に対する貢献を通して企業としての責任を果たしています。これは近江商人の「三方良し」にも通じます。当事者である売り手と買い手、そしてその取引が社会全体の幸せにつながるものではならないという考え方です。

2001年のエンロン事件などの一連の大型不祥事では、一夜にして企業が崩壊しました。企業は当然、コンプライアンスの徹底を急ぎます。そして昨年のリーマショックに端を発する金融恐慌以降、CSRの根本理念はさらなる重みを増しています。

明確な社会理念を持ち、その実現に向けて行動を行う事で、持続的な成長を遂げる。短期的な収益目標にこだわることなく、中長期的な企業成長を目指す。これまで継続された愚直な日本的な経営方針は、今後更に世界から注目を集められるのでは無いでしょうか?

早嶋 聡史(はやしま さとし)

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