一度や二度ではありません。毎回、乗る直前になって知らされ、乗ってから腹が立つのです。
長崎と福岡を移動する交通手段は多々あります。その中でも早嶋は高速バスを贔屓にしています。福岡長崎間は殆ど渋滞をすることが無いので2時間という時間に狂いがなく、発着の場所が早嶋にとって非常に便利が良いからです。
しかし、繁忙期(お盆と正月など)になると「またか!」と思います。何がと言えばトイレが無いのです。
福岡と長崎を結ぶバスは長距離バスという位置づけになっているらしく、バスの中にトイレがあります。移動時間は2時間だけど、このバスの特徴はノンストップ。一度、天神のバスセンターを出ると目的地の長崎まで停まりません。
したがって、バスの中でモヨオシタ場合、そわそわします。だがバスの中にトイレがあるという安心感にそのそわそわが解消されます。バスの中でもスッキリできるからです。
それが繁忙期になると、突然、モヨオシタ場合のスッキリ感に対しての安心感をはく奪されます。話はこうだ。繁忙期は九州号の利用者が多いので、通常のトイレつきのバス以外に臨時のバスが運行されます。そして、その臨時のバスが通常の観光バスでトイレを常備していないのです。
臨時のバスか否かは、そのバスに乗る瞬間まで誰からも、一言も知らされません。九州号は完全予約制です。乗車する前に予約していなければ席に余裕がない限りバスに乗ることはできません。運営会社として、予約が多く、臨時便を出してもペイできると判断した時は臨時便を出していると思います。これは良いと思う。利用客の需要に合わせて供給を合わせていて互いにWin-Winの関係になるからです。
しかし、やり方がフェアではない。臨時便のバスが出る可能性がある時に、臨時便のバスが通常のバスと設備が異なることを知らされないし、むしろ臨時便という便利な一言、繁忙期だから仕方がないでしょう、と一方的にそして強制的に選択させるかのよう。予約時期に一言言われていればまだ納得するが、冒頭に書いたようにバスが到着して初めて知らされる。つまり、バスが到着する時間は予約した時間なので、代替手段を選ぶ時間も与えないし、そのバスをキャンセルする事も出来ません。
九州号は自身のサービスに2時間、JR九州より安い、そしてトイレ付、という事を明確にうたっていながらも、自分たちが提供している商品の中身は福岡と長崎の移動のみ、とあたかも位置づけているのです。さもなければ突然、トイレが付いていないバスに乗らされると言う事を隠すはずがないでしょう。
ここに腹が立つ。
早嶋は毎回、その事を九州号にお伝えしているが一向に改善されない。臨時だからと言っても、通常利用する顧客と臨時便に乗る顧客、のる立場から考えれば、その時は顧客にとって何時も特別。お金を払って得られるはずのサービスの代償が利用できない。そして、その事はお金を払ってから提供される瞬間に初めて知らされる。これは詐欺とも言えるのではないでしょうか?
トイレの一言があれば、九州号は問題なく納得して利用できるサービスです、早嶋にとって。
早嶋 聡史(はやしま さとし)
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