確認する⑤

2009年8月14日 金曜日

早嶋です。

コーチングの6つの基本スキルのうち、「確認する」についてです。前回は、ゴール(目標)の確認についてお伝えしました。ゴールがSMARTであるかどうかが、達成できるか否かを大きく左右するということでしたね。

今週はGROWモデルの2番目の頭文字「R」-Reality、現実把握についてお話します。現実把握とは客観的事実を認識することです。

ビジネスにおける客観的事実とは、数字や出来事、利用可能な資源、障害などです。
できるだけ客観的な情報を部からか引き出すには、部下の話す情報に評価を加えずに聴くことです。

「正しい」「間違っている」という評価する聴き方ではなく「具体的には誰がそう言ったのか」「具体的な達成状況は何%か」「お客さんの予算はいくらで、いつ決定するのか」など具体的に事実を把握する質問をしていくことです。そのような具体的な質問をすると、部下も具体的な情報を集める能力が高まります。

今日のやってみよう:

『現実を把握するには、曖昧さや憶測の無い具体的な質問をしてみよう!』

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