早嶋です。
従来使っていた紙ベースのチケットに印刷されていた全ての情報が航空会社のデータベースに入力されるようになって、チェックインなどの手続きが楽になりました。
パスポートだけ持っていれば、航空会社がチケットを預かってくれているので楽に出国できるというわけです。これで航空券の盗難や紛失といった事を気にする必要がなくなりました。
パスポート一つで全ての手続きをできるのであれば、国内の手続きもパスポート一つで管理できるような統合データベースが欲しいですね。パスポートは皆が持っているものではないから、何か変わるカードや認識する方法があるといいですね。
現在、身分を証明するものなんて保険証や免許証です。これも条件によっては持っていない人もいるでしょう。個人を特定するのが難しい国なのです。
もし、個人をもっと楽に特定することができれば、例えば住民票なども役所それぞれに取りに行く必要なんかなくなりますよね、さらにデータベースが統合されれば飛躍的に便利になりますよ。印鑑証明書も引っ越しの度に登録しないといけない。こんなことも解消されますよね。
現在、都道府県市町村にそれぞれバラバラのデータベースた基幹システムが入っていて、それぞれ管理したり導入したITベンダーが異なっています。それぞれが部分最適を目指した結果、移動するたびに、しかもその場に行かなければ手続きができない。
でも、国が一声かけて全てを統合してシステムを同じ土俵に乗っけてしまえば実現できない話ではない。
少なくとも、海外の航空会社はパスポート1枚で世界のどこに行っても個人を特定することができるのですから、不可能な話ではないですよね。