淡水化技術

2008年10月9日 木曜日

早嶋です。

水をコンビニで買うという行為は当たり前になりましたね。早嶋が小学校の頃を考えると、水にお金を出すなんて考えもしなかったことです。今ではどうでしょうか?オフィスや家庭でもウォーターサーバーがあり、飲料水や料理につかう水は水道水と別にわざわざ購入した水を利用している方も多いことでしょう。

水、実は地球上で捉えると大きな問題です。例えば、中国やインド。急速に工業化が進んだことにより、河川や湖の水が枯渇したり、汚染されたり、水の流れが変化したり。様々な要因によって生活水を確保することが難しくなっています。

そこでテクノロジーでこの問題をクリアしようという企業が注目を集めるでしょう。事実、スペインや北アフリカ、中東の国々では海水を淡水化するプラントが盛んに建設されています。海水を淡水化することによって生活水を確保する目的からです。

このテクノロジーは逆浸透膜が主流になっています。これは水分子は通すが、塩分や他の不純物は通さないという特殊な膜を使って水を作りだす技術で、以前の海水を蒸発させて作りだす技術と比較して安いコストで水を作ることが可能になりつつあります。

さて、この技術を支えている企業。東レや日東電工、三菱レイヨンです。これら企業は世界レベルの技術を持っています。今の局面は少し不安ですが、長期的に見て有望だと思います。



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