早嶋です。
ソフトバンクは17日、英ボーだフォングループよりボーダーフォン日本法人を買収する事で合意したと発表しています。買収額は1兆7500億円!
最近、紙面でもM&Aの様々さ手法が取り上げられていますが、今回のソフトバンクが取った手法はLBOです。LBOとは、leveraged buy-out(レバレッジド・バイアウト)の略称。M&Aを行うには、巨額の資金が必要となりますが、今回のようなビックディールを少ない資金で可能にする手法がLBOとなります。
LBOとは買収先の企業の資産や収益力、キャッシュフローを担保にして資金を調達し、その資金を手元にM&Aを実施します。つまり買収する企業が直接的に資金や資産を持っていなくても、買収する企業の価値を担保にして資金を借りると言うことになります。小さな力で大きな力を、と言う発想から、レバレッジ(てこ)という名前がついています。
デメリットとしては、買収先の企業評価を誤った場合、当初の予定通りの収益が見込めず、借入返済が計画的に行えないことがあります。
—ただ今、ブログマーケティング実験中。06年3月10日開始—
実験の詳細は、06年3月10日の『ブログマーケティング実験』をご覧ください。
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