マーケティングの仕事

2008年7月12日 土曜日

早嶋です。

今日は終日、クライアントの顧客ターゲティングとポジショニングを考えていました。明日は現地調査を行い一次情報を収集した後、簡易ペルソナを作成しながらターゲット像のイメージを固めていく作業を行う予定です。

マーケティングの中で顧客像を特定するセグメンテーション(S)とターゲティング(T)はとても大切なフェーズであり、最もダイナミックな仕事でもあります。今回取組んでいる案件は、マーケットの成長段階で言えばまだ導入期。従って、ある種のイノベーターに対しての訴求となります。

そのため、従来の手法のようにSTP(Pはポジショニング)を一連の流れとして行うのではなく、STの仮説を行い、ポジショニングは仕事を進めながら並行して決めていく作戦を取っています。

今回のクライアントは既にフランチャイズ展開しているのですが、一気に全国展開を進めるため、自社のマーケティング・ミックスを見直すことになりました。そのお手伝いを行っています。

マーケティングは9割くらいが地道な作業やデータ分析ですが、残りの1割の仮説立案のフェーズはとてもわくわくします。そして、その1割をひねり出すためにも、背景をガッチリ固める9割の地道な仕事があるのです。



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