コップ半分の水

2008年6月10日 火曜日

早嶋です。

水本日もとある企業の中間管理職研修でした。参加者の方々、お疲れ様でした。さて、次の文章を読んでどのような印象を持ったか考えて見てください。

『コップの中に水が半分入っています。』

A:コップに半分も水が入っている!
B:コップに半分しか水が入っていない!

さぁ、いかがでしたか?どちらの表現もコップの中の水を表現していますが、受け取り方が全く異なりますよね。Aはプラスの表現で楽観的、Bはマイナスの表現でとても悲観的に聞こえます。もし、入っている水が仕事の成果だとしたら、受け取り方はどのように変化するでしょうか?

A:もう半分も仕事を行ったのね!
B:まだ半分しか仕事をしてないのね!

いかがでしょう。管理者が部下に仕事のフィードバックをすることは重要なことです。そして、フィードバックをするときに部下をどれだけ褒めてやることができるのかが、部下の成長を左右すると言っても過言ではありません。(詳細はブログ「ピグマリオン効果」をお読み下さい。)

その際、コップ半分の水をイメージして下さい。そして、是非もう半分も!という表現を使ってフィードバックをして見てください。続けることによって、部下の行動がドンドン良くなることでしょう。



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