ビジネスモデル

2008年3月25日 火曜日

早嶋です。

高齢化社会を迎えるとそれに応じたビジネスが派生します。

例えば、生前計画を提案する葬儀屋さん。シャキシャキ人生を生きている人は臨終の後まで自分でコントロールしたいのでしょう。Googleで「葬式 生前」と入れると、結構出てきます。

another world例えば、相続税を専門に扱う税理士さん。多くの日本人は不動産を所有して他界するケースがあります。故人の不動産所有が多ければ、そしてその評価額が高ければそれなりに相続税を払わなければなりません。しかし、もし国に税金を払いすぎていることが分かったら?取り返したいけど、どうすると良いか?そこで相続を専門に扱う税理士さんが登場です。例えば、1000万円余計に税金を払っていることが証明されるとそっくり戻ってきます。その役割を行った税理士さんに30%~40%は取られるでしょうが、一応、Win-Winのモデルが成り立ちます。

このようなビジネス、急速に普及すると思います。そうなると、もともとの顧問税理士さんはどのような状況になるか?上記の例では、1000万円手元に残るはずが、色々考えて、されに300万円~400万円を損失したことになります。もともとの税理士さんがしっかりしてくれていれば、何も考えないでよかったのに・・・。そうです、元税理士さんは訴訟の対象になるのです。実際に訴訟沙汰になるケースは未だ少ないようですが、確実に増えてくるでしょう。

人が他界すると保険金が入ってきます。しかし、保険金は請求してはじめてお金を受け取ることが出来ます。逆を言えば、その権利があったとしても請求されなければお金は手に入らない。そこに目を着けたビジネスがあっても良いと思います。例えば、クレジットカード。お金を持っていれば、クレジットカードの1枚や2枚は保持していることでしょう。仮にその人が亡くなったら、生命保険はともかく、その人が保持しているクレジットカードのことなんか考えないでしょう。

ここに目を着けて、生命保険等、何かあったら請求出来るものを全て一元管理して、他界したタイミングで受取人の代りに一括請求するサービスです。これも、成功報酬といえば怒られますが、保険の受取額からマージンを取れば、Win-Winのモデルが成立しますね。

と考えるとキリが無いのでここら辺で。さて、皆様はどのようなビジネスモデルを思い浮かべましたか?



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