ジャック・ニクラウスの差別化

2006年2月5日 日曜日

早嶋です。

現在連載中の日経新聞、「私の履歴書」ジャック・ニクラウスから。
彼が生涯の師としている人物、ジャック・グラウトは、幼少のジャックに対して、”いいぞ、ジャッキー坊や。その調子でふりまくれっ”と、決して短所を矯正するのではなく、長所を伸ばす教え方をしていました。このコーチ方法によって、”ゴルフの楽しみと、何よりも自身を植えつけてもたった”とジャックは感じたそうです。

ジャックは、長所を更に伸ばすことをやっていたので、とにかく身体を目一杯使い、大きなスイングを心がけました。”若い時はとにかく身体を伸ばして、長いボールを打つことを覚えよう。まっすぐ打つことは後で学べばいい。”
このことは、ジャックがトッププロになった時に証明されたと記しています。グラウトとともに作り上げたスイングが繰り出すボールの弾道は高く、長い。難攻不落のコースが多いプロゴルフの世界において、これが有力な武器になったと。

ビズ・ナビで行っている中小企業を対象としたコンサルティング・コンポーネント、Biz.ic(ビジック)も、クラウトの思想と同じく、企業の弱みよりも、強みを更に強化していくことにフォーカスし、企業の経営レベルを高めるコンサルティングを提供しています。

ジャック・ニクラウスがそうであったように、日本企業が、強みを伸ばしていき差別化していくことで、日本の活性化につながればと感じました。



コメントをどうぞ

CAPTCHA