組織全体の活性化の一つのやり方:ストレスチェックを活用する

2017年4月26日 水曜日

安藤です!

メンタルヘルス対策の1次予防として、ストレスチェックが義務化されました。特に集団チェックは職場でのコミュニケーション、職場風土などの問題が明確にでてきます。

長時間労働には、職場風土の問題は大きく関わっています。ワーカホリズム(仕事中毒とか仕事依存)は、仕事にたくさんのエネルギーを注いでいますが、その動機づけは大きく違います。ワーカホリックな人たちは、仕事をしないいと不安で罪悪感やストレスを感じ、そのことを打ち消すのが目的となって、仕事をする傾向があります。その傾向のある方は、ストレスも大で心身症ほかなにかしらの症状がでてきます。その反面、仕事を楽しんでエネルギーを注いでいる方もいます。

バーンアウトという言葉をお聞きになったことがございますか?
燃え尽き症候群のことです。仕事は嫌だと思い、抑うつ的な状態になる可能性が高くなります。『自分がやらなければならない仕事を自分なりにやりがいのある仕事に変えていく』視点が最近研究されています。

従来の一次予防対策のセルフケアは、自分のストレスにできるだけ早く気づいてそのストレスの対処能力アップさせるということが大きな目的です。そのほか、セルフケアーには、仕事を自分なりに楽しんで、やりがいを見つけるジョブ・クラフティングが最近注目されています。

ジョブ・クラフティングとは、「個々人が仕事や人間関係の境界に関して行う物理的・心理劇・認知的な変化のこと」です。

健康で活き活き働くことは、個人の活性化と組織の活性化に関連していきます。



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