書籍紹介

2007年4月9日 月曜日

早嶋です。

最近読んだ書籍の紹介です。

会計を使って経済ニュースの謎を解く~決算書の読み方が変わる7つのエピソード 望月 実著

会計の事を分かりやすく実例を示して紹介している本です。著書では、会計の知識が無くても分かりやすく読めるとしていますが、ある程度会計になじみがある方が読んだ方だ、なるほど!とモヤモヤした部分がつながるイメージを受けるような一冊です。

本著の内容は、世の中の出来事を会計というフィルターを通してみると、もっと面白くなるということで、甲子園球場の決算書上の簿価が800万円である事を例に、B/S(貸借対照表)を説明したり、日産のV字回復の例でP/L(損益計算書)を説明したりです。

真っ当な株式投資 板倉 雄一郎著

社長失格の著書が、株価に翻弄されない『真っ当な』株式投資の考え方をまとめた本です。著書の中には、チャートの読み方や割安株の探し方、PER、PBR、テクニカル分析などといった言葉は一言もでて来ないです。

株式投資をするにあたって、板倉氏の考え方をまとめた哲学的な要素が強い一冊です。

マーケティング・センスが身につくトレーニングブック 安田 貴志著

こちらの著書は、本屋さんで立ち読みしました。タイトルのマーケティング・センスに引かれて手にとって見ました。全ての切り口が、2者選択から始まって、それに基づいてマーケティングの話を進めていく内容で、非常に読みやすい内容です。

例えば、『近所にレストランがオープンしました。あなたはどうしますか?』『A:すぐに行く B:しばらく様子を見る』という切り口から、前回から書いている普及理論を解説していく・・・という流れです。コトラーのマーケティング関連の著書をベースに議論が進められています。薄い本なので、サッと目を通すことが出来ますが、頭の中を整理することが出来きます。

ゲーム理論トレーニング 逢沢 明著

こちらも、上記の著書同様に、クイズを初めに投げかけられ、その考え方を解説しながらゲーム理論を考えていく本です。著書は、頭がよくなる論理パズルなど、パズル本で定評がある方のようです。

ゲーム理論は、交渉や売買、投資など様々な分野に応用が利きます。ゲーム理論の本を昔読んで、頭の整理をしたい方、手始めにゲーム理論がどんなものか興味がある方など幅広く読むことが出来ると思います。

なぜか日本人が知らなかった新しい株の本 山口 揚平著

個人投資家で株式投資を行う際に、企業の価値を考えて妥当な株価を推定して・・・という手順で株を投資している人は少ないと思います。こちらの本では、数千億円規模のM&Aに参画された著者が、個人投資家でも企業の価値を算定できる方法を解説しています。

ファイナンス理論を一通りマスターした人が読むと、なるほど、と違う方面からの理解が深まります。また、全く企業価値の算定方法など想像もつかないという方が読んでも理解しやすいと思います。

—ブログマーケティング、実験中!—

詳細は、ブログマーケティング『第1弾第2弾第3弾第4弾第5弾第6弾第7弾』をご覧ください。



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