台湾と中国

2016年12月28日 水曜日

早嶋です。

台湾と中国。我々日本人から見れば、見た目も言葉もおなじように感じますが、実際は全く異なる地域になっていると思います。

1911年に中国で起きた辛亥革命で当時の清が滅び中華民国が誕生します。しかし、共産党と国民党の2つの政権が対立したままでした。しばらく内戦が続き共産党が勝利して今の中華人民共和国をつくり、国民党は台湾にて臨時政権を開きます。

現在、台湾は中国との外交を考慮して国と認めていない国がいくつもあります。日本もそもうちの1つで、国連も加入を認めていません。一方で台湾は国家の意識がありますから当然、国旗があり中国とは異なります。使われている漢字も中国では簡体字で台湾では繁体字で異なります。通貨も中国の元とちがう台湾ドルが使われています。

何よりも台湾は人や子供に非常に親切です。台北の最も栄えている都市でさえも子供や高齢者やハンディキャップを持った人には国に関係なく優しい配慮があります。子連れで海外旅行は気が引ける場合が多いのですが、台湾は別で、安心して旅行ができます。

また、トイレや路地裏の街の通りに至るまで非常に清潔です。建物の老朽化による経年劣化があっても、常に清潔にされているため嫌な気分になりません。これも中国と全く異なると思います。



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