金属盗難

2007年3月19日 月曜日

早嶋です。

金属の盗難が全国各地で毎日のように報道がありますね。

例えば、愛知県では鉄の板50枚、重さにして90トンが盗まれました。埼玉県では、送電線が切り取られて盗まれています。ほかにも、公園の滑り台や駐車場の車止め、ガードレールにマンホール、お寺の鐘まで・・・。実際に、「金属 盗難」でグーグルと、様々な盗難事例が出てきます。

さて、世の中いったいどうなってるのでしょうか?警察庁の調べでは、去年1年間での被害総額は20億円に上っています。こんなもの盗んで・・・、と思うかもしれませんが、これは金属の値上がりが顕著になっていることに関係あると思います。

送電線が盗まれるといった事件は日本のみならず、アメリカでも起きています。送電線に使われる銅が目当てなのでしょう。銅の価格は、2年前の取引価格と比較して、現在は倍近くの値段が付いています。鉄の値段や、ステンレスの値段も上昇しています。

金属盗難のマクロ的な要因は、BRICsに代表される都市での建設ラッシュや、プラント等の投資、自動車の需要増加などが考えられますね。盗難された金属がどのようなルートをたどって、どこに売却されているか、調査が出来ていないようですが、闇ルートをたどって、このような地域に売却されている可能性はあると思います。

マンホールが盗まれた!という話しからも、世界がグローバル化をしていると考える事ができるのですね。

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