USJが沖縄に新たなレジャー施設を計画している。大阪でのUSJの成功から次なる一手、映画産業に左右されない新たなビジネス開発が目的です。
大阪と沖縄を比較して、沖縄を訪れる顧客は、毎年600万人程度で96%が日本人。一方大阪を訪れる顧客は、毎年1億6000万人。先ずは規模が違います。
大阪は年中行くことができますが、沖縄は季節に左右されます。また、立地条件からキャンセル等の可能性があり、通年性が求められるレジャー施設の運営からすると条件が厳しいと思います。
また、立地条件から沖縄に行くために最低でも5万円以上の交通費を消費しています。その上でレジャー施設でお金を落とすとなるとハードルがまた上がります。
沖縄で新規に開発する規模は、現在のUSJが大規模だとすると大きい程度とニュアンスレベルでしかわかりませんが、市場規模、立地条件、季節条件から大きい程度では回収期間の安定性は確保できないと思います。
参照:沖縄の観光客数
http://www.pref.okinawa.jp/Casino/problem/index.html
参照:大阪の観光客数
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3696/00000000/H22houkoku[HP].pdf
参照:USJの記事
http://www.sankei.com/west/news/150519/wst1505190001-n1.html