早嶋です。
ある特定の食品を摂取することで健康になる(または体に悪い)、ということで特定の食品が流行することを、フードファシズム(food fascism)といいます。
最近の納豆騒動を見てみると分かりますが、この状況は過去にもありましたね。日本における健康ブームは、70年頃から連続的に起こっているといわれており、近年はメディアが深く関わるようになり、フードファシズムが起こりやすい環境になっていると感じます。
ただ、近年のフードファシズムには少々違和感を感じます。明らかにおかしい情報や、根拠が明確に示されていない情報であっても、その情報がそのまま鵜呑みにされているからです。これには、日本人の典型的な性格が反映しているのでしょうか?
フードファシズム。これを避けるためには、情報源に疑いを持つ事が大切だと感じます。そして、その情報が1次データなのか、加工された2次データなのかを正しく判断することも必要です。情報化社会によって、様々な情報が流れてくるようになる反面、情報に埋れているという事実もあります。重要なことは、自分の中の判断基準や価値を明確に持ち、他人に流されないことだと思います。
今回の納豆騒動、これを機会にテレビを見る視聴者の判断基準が正されればと思いますが、いかがでしょうか?
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