目標設定の応用

2007年2月11日 日曜日

早嶋です。

目標設定を行うと、それを実行するための手段を考える。企業はミッションを掲げ、その実現のために行動する。経営であっても、夢の実現であっても、「目標」は非常に大切な役割を果たします。

目標があれば、それに向かっての実現方法を考えていく。同様に、的があれば狙いたくなるもの?最近、男性用のトイレに増えているモノがあります。何かと申しますと、「的」です。???、と思われますが、なんとなく感付かれた方もいるかと思います。男性用トイレにおいても目標設定が効果を発揮しているのです。

初めて、気にしたのは05年、韓国の仁川(インチョン)空港です。男性用トイレの小便器の中に「てんとう虫」のマークがありました。これは、てんとう虫を模した2センチ程度のマークです。小便器のやや下のほうでした。用を足すときに、自然とてんとう虫を狙っていました。

このマーク、最近、公共施設のトイレでよく見かけます。マークの種類は、○印だったり、的であったり、旗であったり様々です。ネットで調べてみると、取り組み自体が世界中の公共施設で広がっているそうです。

関西空港では、04年9月から直径3cmのダーツの的を模したシールが男性用小便器に貼られました。当時の関空では、このシールを貼った小便器が249基。この試みの発端も、小便器の回りの汚れに起因したそうです。当時、関空では年間に12億5000万円をかけてトイレを含む施設全体の清掃を、清掃会社7社に委託していました。1日に働く清掃員は述べ240人。そして、一番の悩みは、男性用小便記の外回りの汚れだったそうです。

そこで、6万5千円をかけて、ダーツの的を模したシールを作り、全ての小便器に貼ったところ、「効果的面」だったそうです。

—ブログマーケティング第5弾、ただいま実験中!—

実験の詳細は、ブログマーケティング『第1弾!』『第2弾!』『第3弾!』『第4弾!』『第5弾!』をご覧ください。

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