アウディのポジショニング

2012年6月16日 土曜日

自動車メーカーのアウディ。株式の殆どをフォルクスワーゲンが保有し、本社はドイツ・バイエルン。主に中級から上級の価格帯をカバーするブランド。クワトロと称す四輪駆動システムを持ち、アルミボディなどに先駆的な技術を持つ。

昔昔はお父さんがベンツ、お母さんがアウディでしたが、今は全くそのイメージはありません。ターゲット層も若者層をメインとしてデザインもBMWやメルセデスにひけを取らない、押しの強いデザイン。

なんと言ってもポジショニングが絶妙。後発ではないものの一昔はBMWより若干マイナーなメーカーでした。そこをBMWを意識して、価格的には少し安いけれども走りはそれ以上。とあたかも比較広告をするようにブランドのイメージを構築してきました。BMWをベンチマークすることでアウディをポジショニングしたのです。



コメント / トラックバック2件

  1. 椿事 より:

    街を走るアウディは、どれもピカピカ。なぜかな、と不思議に思ってたんです。
    この前、山崎将志氏の本を読んでいて、知った。アウディは、点検などで、ディーラーに車を持ち込むと、いつも洗車無料で、ピカピカに磨いてくれる。街を走るアウディがピカピカなら、それを見た潜在客が、「かっこいい」と思ってくれる。マス媒体の宣伝に金を使うより、よほど効果的、というわけです。
    確かにアウディの戦略は、独自で面白いですよね。
    クルマ自体も魅力的。日本車でいうと、同じ4WDが売りのスバルみたいなポジションでしょうか?

  2. biznavi より:

    走りが好きな人は国産車でスバルの人気は強いですね。同様のポジションを取っているかもしれませんね。

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