有田陶器市、今年で109回目の開催。毎年、GWの時期に開催される陶器市で10年連続で100万人の人出を目指す恒例のイベントです。元々、香蘭社や有田磁器合資会社などが中心に開催された陶磁器品評会がベースで、その品評会に併せて、地元の陶磁器店が在庫品や規格外商品を蔵ざらえ販売したのが切っ掛けです。
今のように、半端ものや傷もの、時には有田焼以外の低級品まで豊富な品揃えと安価な価格で販売されるスタイルが確立されたのは戦後で、客と店側の駆け引きが楽しめるイベントとして徐々に規模が大きくなったそうです。
ことしも約500店舗が出店し、昔からの有田焼のスタイルから、最近の流行を取り入れた焼き物まで各種各様です。店舗の販売価格は、半額から3割引きで、●●円均一と焼き物ファンでなくても楽しめるイベントになっています。
有田商工会議所の発表によると初日の29日の人では過去最高の25万人。私も妻と二人で早起きして、有田と波佐見の2カ所を巡ってきました。これは絶対に売れないだとう!という商品に人だかりが出来、どんなものにも好き嫌いの好みが千差万別あるものだな、と感じた一日でした。
楽しそうですね。駆け引きできる、というのがポイント、多くの集客を集めるエンタメ性なのかもしれません。世田谷には、伝統のボロ市がありますよ。冬の風物詩です。モノを買うというより、雰囲気を楽しむ。今の時代はやっぱりハードよりソフトなんでしょうね。
初日は過去最高の人出。例年よりも早めに行ったつもりですが、あっという間に人だかりでした。駆け引きも醍醐味でしょうね。
6枚、皿を買ったとき。お店の人が、あと何枚あった?私、1枚。じゃ、持ってこんえ。えっ?半端もんが一枚あってしょうがないから、サービスするよ。って。
なるほど、このような感じでお店の人に交渉するといいのか。