モチベーションのコントロール

2011年2月14日 月曜日

安定的に成果を上げ続けるための秘訣は?

それは、目標達成に意味のある行動を継続することだと思います。そのためには、毎日同じことを行う必要があります。繰り返し、バカみたいに、諦めない。

結果は、行動を継続した後についてきます。そして100%結果がでるものではありませんが、長年行動を続けていれば、ある程度は確率に従います。例えば、打率3割の人は10回提案を行っていれば、常に3件程度の受注を取れるようになって来るでしょう。

そして、その前提が継続です。

人はロボットではありません。感情があります。調子がいい時は良いですが、悪い時はうまくいきません。しかし、プロは、少なくとも成果に対して対価をもらいながら行動をする人はそうは言っていられません。

その時に、大切なことは感情のコントロールです。モチベーションの維持です。これは、何も高くあり続けることではないと思います。自分のモチベーションが低下している時に、いかに早く、何もなかったかのように切り替えることだと思います。

私のモチベーション維持の方法。それは、嫌な時は、少し手を休めて、違う事をする。しかし、違うことばかり行っていれば意味が無いので、切り替える。方法は休憩であったり、体を動かすことであったり。

人によっては、先に予定を決めてから行動を行う事で継続することができます。予定があれば、それを必ず成し遂げなければならない。意思の強い人はこの方法が良いでしょう。

人によっては、その日の調子が悪い時は、その日は諦める。そして、次の日になった瞬間に朝早起きして時間を挽回します。この方法は、午前中にもしモチベーションが低下したら、午後の時間が有効活用できません。しかし、次の日は切り替えて新しくチャレンジできるのであれば、それは良い方法だと思います。

人によっては、成果を上げる事を気にせずに、目標を達成する行動を淡々と継続することに集中する人もいます。これはまさに確率で物事を考え、あまり自分の気持ちにぶれないひとです。

人によっては、ダメな時に、いかに自分がだめなのか?を人に話して、満足する人もいます。それでスッキリして、また次から新たな気持ちで継続できる。

共通することは、モチベーションをコントロールする方法を各自明確に自覚していることでしょう。そして、その方法は、必ずこうしなければならない!というものではありません。モチベーションが低下している事をみとめ、何かのアクションに絡めて、新たな気持ちでスタートする方法を理解しているのです。

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コメント / トラックバック4件

  1. ぐるぐる より:

    自分の気分の調子に意識的になる、ということは難しいですね。一見、デキル人ほど苦手というか、認めたがらないというか。
    ぼくの場合? そうですね。その日の仕事は、内容の良し悪しはさて置き、その日に済ませてしまうことでしょうか。
    〉 人によっては、成果を上げる事を気にせずに、目標を達成する行動を
    〉 淡々と継続することに集中する人もいます。
    このタイプかもしれません。しかし、最近はこれが難しい。仕事のやり方も、気分転換も、別の方法を模索中です。

  2. 早嶋 より:

    そうですね。とにかく、短い時間でも切り替えをする癖をつけて。必要な事はかならず。、その時間内で終わるようにする点、同じです。
    結構、皆にきくとオリジナルの切り替え方法があって楽しいです。

  3. ぐるぐる より:

    先日、法政大で開かれた、M&Aセミナーに行ってきました。ご紹介いただき、ありがとうございました。
    講義の内容は、入門レベルでした。でも、こういったことは知識・座学より、実践・経験が大切なんでしょうね。M&Aというのは、お見合いと同じと感じました。M&Aアドバイザーは仲人。ノンネームシートは釣り書き、ブレークは破談、買収額は結納金……。うん、この例えは、我ながら良いのでは。こんな例えで説明すると、より受講生に伝わるのではないでしょうか。
    M&Aアドバイザーという資格制度を始められるんですね。受講生は、銀行マン、証券マン、産業振興に関わる行政マン、経営学修士といったところでしょうか? 究極は、吸収する方とされる方の自己責任とはいえ、アドバイザーの責任は重い。新たな資格取得者が、その重みにどれだけ耐えられるか。資格制度普及のカギは、そんなところにあると思いました。

  4. 早嶋 より:

    コメントとフィーヂバック、ありがとうございます。
    良い表現ですね。協会のもくてきの一つ、中小企業の経営者に対してM&Aの概念を知っていただくことがあります。今回、教えて頂いた内容のように例えを使って話すことはとても大切ですね。
    理事で共有します!!

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