18日解禁のボジョレヌーボー。すっかりこの時期の風物詩として日本にも浸透しています。
変わっているのは価格帯。これまで2000円程度の予算の概念が、去年売上を伸ばしたペットボトル入りの商品の出現によって安さが浸透しています。今年は、去年の低価格品の展開が浸透したこと、円高の影響と、安いボジョレーヌーボーが浸透していく感じでしょうか?
イオンは去年好調に売り上げを伸ばした750ml入り980円の商品に、ハーフサイズの375mlを追加して500円のワンコイン商品を発売します。風物詩としてフルボトルはちょっと、という層をターゲットにしているのでしょう。
西友は、750ml入りで690円と去年よりも価格を下げます。去年の品切れを考えて、今年は強気の2.5倍の量を確保しています。
ボジョレ―ヌーボーの日本での市場規模は2004年の104万ケースをピークに減少に転じており、去年はおよそ50万ケースでした。今年は、価格安が浸透してどのメーカーも去年よりも値下げをおこなっているため、市場関係者は去年よりも1割程度は販売数が伸びるのでは?と予測しています。
さて、たまにはワインを買って、ホームパーティーでもしてみませんか?
早嶋聡史