キンドルの攻防

2010年2月13日 土曜日

アマゾンは、アマゾンのPrime会員全員にアマゾンの電子ブック、キンドルを無料提供するようです(原文参照)。

アマゾンのPrime会員は、米国の有料会員制度でアマゾンで購入した商品を2日以内で配送料無料で届けるという制度です。年会費は79ドル。因みに日本にもプライム会員がありますが、少し違うみたいです。

Prime会員は、あまぞんにとって上顧客。会費を払ってまで本をいち早く手元に届けて読む。年会費を払っている限り、何冊でも無料で届けてくれるので、アマゾンを最もよく利用する顧客と考えられるでしょう。

彼ら/彼女らがキンドルを持っていれば、もっと気軽にコンテンツをダウンロードできるようになるのでアマゾンにも大きいなメリットがあると思います。アマゾンの作戦は、キンドルの大量普及とそれによる規模の経済では無いでしょうか?

キンドルをタダで配っても、キンドルで沢山本を買ってもらえれば損をしない。そんな試算を行ったのでしょう。

これは、今度出るアップルのiPadに対抗したアマゾンのキャンペーンかもしれませんが、勝算を持った結果なのでしょうね。

早嶋聡史



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