父曰く。

2010年1月2日 土曜日

father

年末年始は長崎の実家に帰省しています。父と話をしていると、時々、なるほどという言葉を耳にします。

例えば、父曰く。

「高級腕時計をはめて、時間に遅れてくれる奴はボンクラ(能力が低い、使えないなど否定的な意味)、そんな奴は安時計をしておいたがりこもん(利口者)」

物の価値を分からなければ、せっかくの物が価値を発揮できない。また、その物に応じた人でなければその価値を活かす事も出来ない。背伸びをせずに、等身大である事の重要性を説いています。

例えば、父曰く。

「腐った木は燃えるのも早い」

暖炉の薪をとりに行っている時に、薪と人を例えて話をしていました。軽くて中が腐り始めた木は火がついてもすぐに燃え尽きてしまいます。乾燥しただけで腐っていない堅い気は、火がついても持続します。人も同じで、心(この場合、信・芯・清・真かもしれません)を持ち続けている人は、モチベーションが持続するのです。

的を射た発言。新年から父もバリバリ活動している。

早嶋聡史



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