カナダ証券取引所

2006年4月25日 火曜日

早嶋です。

最近の世界的な資源高を受けて、国外投資家によるカナダ株買いが増加しています。カナダ統計局の調べによると、今年1月、2月の買い越し額がおよそ9770億円で前年費同の3倍を越えています。

カナダの証券取引は、金・銅・亜鉛といった世界でも有数の鉱山会社が上場しています。有数の鉱山会社のみをみると、世界の取引所では一番多く上場しています。このため、最近の資源価格高騰がエネルギー、金鉱山株の相場を引き上げ、株価指数を高めているようです。

カナダの鉱山資源の埋蔵量、生産量は世界でも上位にランクされており、各生産国におけるカナダのポジションは以下のようになっています。
 亜鉛鉱石   4位
 ニッケル鉱石 3位
 銅鉱石    8位 
 鉛鉱石    6位です。
資源開発環境調査・カナダ参照)

これらは、ベースメタルと呼ばれ、建築材料や機械類などに多量に使用される基礎的な金属で、鉱石資源として重要なものです。他にもウラン鉱石1位、コバルト地金2位、アルミニウム地金・白金鉱石・セレン地金・チタン鉱石(それぞれ第3 位)等、世界の主要生産国としての地位を有しているます。

上記のような鉱石価格が向上すると、確かにカナダ市場が元気になるのもうなずけます。ただ、諸外国の投資家が殺到ということで、それに乗じて投資を行うスタンスであれば、利益確定するタイミングが重要になりますね。

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