早嶋です。
仮説思考、BCG内田さん著の紹介です。仮説を先に考えて仕事をする事で作業量は激減する。と言う副題で、仮説思考について説明した著です。
情報量が多ければ多いほど良い意思決定が出来ると信じるビジネスパーソンは多い。そのために出来るだけ多くの情報を収集し、それらを分析してから、問題の本質にせまり解決策を導く。
果たしてこれは良い方法か?本著では、情報収集中にタイムアウトになったり、関係ないデータに埋もれることで、重要なデータが無いことを土壇場で気付き、苦し紛れの意思決定を行うなど、アンチテーゼを唱える。
つまり、徹底的に調べた後に答えを出す方法は時間がかかるし、無理も生じる。そのために仮説思考を実に付けるべきだと進みます。まだ、十分な情報が無い段階で「仮の答え」「仮の結論」を持ちながら、全体像を捉える習慣を仮説思考として説明されています。
仮説思考という内容と、具体的な思考方法を丁寧に説明した読みやすい本でした。
—ただ今、ブログマーケティング実験中。—
実験の詳細は、『ブログマーケティング実験』をご覧ください。
「中小企業」「マーケティング」「コンサルティング」「コーチング」「経営診断」