個人金融資産3

2006年4月12日 水曜日

早嶋です。

家計の負担となっている項目に付いてです。勤労者の暮らしと生活意識データ集 2006 の統計データより。20代から59代の夫がサラリーマンの主婦500名に対して家計の負担となっている上位10項目をアンケートを集計しています。

アンケート結果によると、主婦の意識の中で、家計の負担を苦しめている順序は、住宅関連費、生命保険料、食費教育費、高熱費、車関連費、医療費、ローン返済費(住宅を除く)、通信費、交際費の順ということです。

トップの住宅ローン返済に関しては、90年前半を境に可処分所得に占める住宅ローン返済額が上昇しています。2004年時点で実に可処分所得の20%をローン返済に使っているという統計データがあります。

また、90年代と比較して、家計の可処分所得に占める通信費の割合が高くなっています。これは、インターネットの使用と、携帯電話の使用のためだと思います。固定電話の時代は、人世帯あたりの通信費は、せいぜい5000円程度だったと思います。しかし、今は、インターネット等のプロバイダ料金に5000円、家庭の中で3人が携帯を使ったとして21,000円(7,000×3)の26,000円程度を支払っている。こう考えると、通信費に結構な金額を支払っているのですね。

先日のニュースに、「携帯電話のトラブルから子供を守れ!」という記事が掲載されていました。NTTドコモは、学校に講師を派遣して携帯電話の安全な使い方を講義する「ケータイ安全教室」なるものを全国の小中高生1000校で開催すると言うのです。携帯電話の所有は、今の時代、小学生でも当たり前になりつつ在るのです。

教育費に関しては、子供1人当り、1500万円(大学まで全て公立)~2900万円(大学まで全て私立)の金額がかかっています。

大前さんが、今の家庭のキャッシュフローを改善する策として、①マイホームを賃貸にする、②子供の教育費を考える、③老後のたくわえを使う、と言うのもうなずけますね(大前さんの考えをかなりざっくりと書いています。)。

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実験の詳細は、06年3月10日の『ブログマーケティング実験』をご覧ください。

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