早嶋です。
朝10時から17時30分まで、とある企業のビジョン策定会議に参加してファシリテーションをさせていただきました。参加者の方々、お疲れ様でした!
ビジョンを策定する重要性はブログ「成長ビジョン」や「BPS Where, now & how」でもコメントしましたが、もちろん組織においても然りですね。
今回はチームとして3年後どのようになりたいのか?をまずイメージしていきました。その時重視した内容は感情的なイメージです。売上や粗利、クライアントとの取引数などを数字で表現する前に、感情的な直観的なイメージをチームで共有しました。
自分たちが3年先にどのような環境で働いていたいのか?
どのような仕事をしていたいのか?
どのような気分になっていたいのか?
どのような事をクライアントと話しているのか?
生活レベルに変化はあるのか?
自身の成長はどのようになっているのか?
考えれる限りの3年後の自身のイメージとチームのイメージを共有します。そして、その後、そのイメージを達成する理論的な裏付けを数字や目標に置き換えていきました。
もちろん、皆で置き換えてきた目標。少しストレッチしていますが、達成できない!と考えて作った目標ではなく、達成するイメージを明確にして設定しています。もちろん全員のコミットメントも得られたものです。
ビジョンを策定する前、現状の課題の洗い出しの真の原因の追及を終えていました。従って、ビジョン完成後、どのように達成していくのか?のHowの部分は今の課題をどのように解決してビジョンの達成につなげていくのか?という内容で考えていきました。
長時間の会議でしたが、会議終了後のチームは、1)ビジョンの共有が行え、2)チームの相互理解が深まり、そして3)互いのモチベーションもアップしていました。いや、実によい体験をさせていただきました。