背景
”怒る側” と ”怒られる側” との意識の違いをデーターに基づき理解していただき、”パワハラ” に繋がらないようにしていくためにどうしたらいいのか、次に、自身の ”怒りのタイプ” を理解しアンガーマネジメントについて考えていただくプログラムを作成しました。そして、”怒り” の特性を理解した上で、感情のコントロールの仕方を学んでいただきました。最後は、ケース事例・現場での事例を元に『アンガーマネジメントの問題解決』を討議していただくことで職場で活かせることを目的として実施しました。
支援内容
【日数】1日間 9時から17時
【対象】管理監督者 30代から50代 合計約30名
【概要】
●研修内容
1.問題・課題の洗い出し
・自身の部下への接し方を振返り、最近、気になっている点を振り返る
・職場での部下指導において関係がうまくいっているかどうか等、問題点・課題点を整理する
2. 自己理解
・自身の怒りのタイプを知る
3.アンガーマネジメント
・アンガーマネジメントの基本知識を理解する
・3つのコントロールのやり方を習得する
・事例を出し合い職場での部下指導にどう活かすがグループで検討する
4. 葛藤とトラブル、対立の創造的解決
・事例を通して、対立は日常的に起きるもの、お互いの違いを理解し創造的な解決策を考える
・解決するための相手にどう関わっていくのか、どのように伝えたらいいのかを整理する
講師:安藤美智子
クライアント様の声
・現場の職場環境を第三者の目でみて、小さな問題を洗い出し対策する
・アンガーマネジメントの考え方が理解できたので、対顧客、対従業員に向けて活用していく
・怒りのメカニズムが理解できた
・部下のタイプも分析してみる
・部下を怒る時には、何に対してかを明確に1つに絞って怒る
・感情に任せて怒るのではなく、怒るべきことに対しては感情をコントロールし、育成手法として取り入れる
・自分の成長ももちろんだが、これからも続々と増える苦手の育成方法も考えていかなければいけないと感じた
・部下に対しての接し方や自分の言動に責任を持ち、なんでも相談されるようになろうと思った
・怒ることがあった場合、その事柄が自分にとって重要かそうでないか、その行動がコントロールできるかできないかを整理していく
・まず自身のタイプを知ることで考え方を変え、相手に対しても対応を考えるきっかけになればと思った
・怒られた側に立っての意識を考える
・頭ごなしに怒るのでなく、まず、相手の意見をしっかり聞き、問題点を1つ見つけて指導する
・考え方の許容範囲を広げる努力をする
・同じ部署での話し合いを増やし、考え方を同じ方向に向かうようにしたい
・怒る事についても、技術・スキルや方法があることをしっかり考える機会となった
・怒りの感情について、一歩立ち止まりコントロールできるものかどうかを考える視点をもつことが人にはできるということ 他