背景
今回で3回目となる次世代リーダートレーニング。今回は、各店舗のNo2に相当する選抜者22名に対して、実施。実際、現場の課題を解決するテーマで実行とフィードフォワードを繰り返すトレーニングでした。
支援内容
■目的:昨年受講した店長クラスのNo2(右腕)候補の育成
■対象:選抜メンバ22名
■期間:1月〜12月(2018年)
■概要:問題解決を中心に自店舗の経営課題の特定と結果のフィードバック
事前課題①
・課題図書複数冊により、事前インプットの実施
・昨年、店長が作成した論文を査読して、自分が良いと思う論文を2つ選択
・自部門の問題と達成のシナリオを整理
Day1
オリエンテーション
・目的共有と目標設定
・30代中堅社員としてのマインド養生
フォロワーシップ
・リーダーシップとフォロワーシップ
・チームで取り組む際のマインドとポイント
Day2
戦略思考
・基本的な戦略思考の議論
・企業戦略と店舗戦略とエリア戦略と機能戦略
問題解決
・自店舗の問題の設定、課題の発見、解決策の立案
事後課題②
・Day2で実施した問題解決の流れを再度組織に戻り議論して整理
Day3&Day4
問題解決実践
・事後課題をベースに、各グループメンバの事例を通じてコーチングセッション
・支店を選択して、各グループメンバで問題と課題の洗い出し
事後課題③
・Day3&Day4 で設定した課題の解決を実際に3ヶ月間実施
・Day5に結果を報告する資料の作成
Day5
問題解決実践
・3ヶ月の行動と成果を議論、達成事項、未達事項の因果関係を議論
・再度3ヶ月後の修正プランを作成して実施
Day6
プレゼンテーション
・4月〜9月の行動の発表
・計画修正後の問題の再生を行い10月から12月の実績と今後の取組を整理
・これまでの学びの振り返り
効果
・各支店で有担保ローン、無担保ローンの目標の超過達成
・数年間未達だった特殊商品の販売において、傘下店舗の9割は目標を超過達成
・右腕として自分のチームを巻き込んだ取り組みの実施
クライアント様の声
闇雲に当たるのではなく、その人の背景を把握した上で対象者を絞る。これが近道。取り組みに柔軟性をもたせる。チームプレイ。提案の引き出しを複数持つようになった。
1年間の長いスパンで取り組むことの大切さ。足りない、達成しないということは、やってみて考える。そのためのステップとしては、やる前にゴールを明確にする。3月末の在りたい姿、そこから逆算して行動に落とす。
目標の細分化。これまでは数字のみをおっかけていた。部分に分けてけて煮詰める。それから人を動かさないと目標は達成できないことを実感。17名のスタッフと取り組んだ。融資に対して、ある目標設定を設定してチームで一眼となり仕組みを変えた。
最終目標をそんなに意識しないで取り組んだ。細かく分け、繰り返し見直す。行動を特定して修正する。進捗を確認する。それを全体のチームで共有する。達成の筋道を高める。これが良かった。
予実管理の重要性。なかでも計画よりも実践しながら修正することに重きを置く。失敗をおそれないで実践する意識。加えて通過目標の設定が極めて重要l.それによって、目標達成が明確になる。