背景
国内市場の縮小、破壊的イノベーションの登場、欧米や新興国企業との急送激化など、21世紀の企業を取り巻く環境が大きく変化にさらされるなか、同クライアントでも経営課題は「人」に集約されるということで、選抜の人材トレーニングを企画しています。クライアントと企画を作りながら取り組んだポイントは3つです。
1)グローバル人材
国内市場の縮小にどのように対応するか?いかにグローバル市場を取り組むか?
2)尖った人材
世界で起きている破壊的イノベーション、産業の突然死にどのように対応するか?イノベーションを興すか?
3)リーダー
答えのない時代にどう対応するか?自ら方向性を作って示す人材の育成。
弊社では、上記のようなトレーニングを1,000名〜3,000名規模の企業リーダーに対して数多く行っている実績を評価頂き、氏名を頂きました。
支援内容
対象者:課長職から選抜6名
期間:2018年6月〜12月の6ヶ月間
概要:
事前課題①
・戦略に関する知識インプットとして書籍数冊と映像コンテンツの視聴
・上記をテーマに講師とインタラクティブなWeb上での議論
戦略WS Day1(7月)
・ミッションとビジョンと戦略
・事業戦略と企業戦略と機能戦略
事後課題②
・既存事業の環境分析と現状の戦略の不備を提言
・上記をテーマに講師とインタラクティブなWeb上での議論
戦略WS Day2(8月)
・自社の戦略と他社の戦略
・近年の事業戦略とビジネスモデル
事後課題③
・問題解決に関する知識インプットとして書籍数冊と映像コンテンツの視聴
・上記をテーマに講師とインタラクティブなWeb上での議論
問題解決WS Day3(9月)
・直近の経営計画を振り返りながら問題の特定
・問題の因果関係や原因を議論しながら課題を特定
事後課題④
・直近業務における時間の使い方を調査
・Day3の議論に対しての打ち手を議論
・上記をテーマに講師とインタラクティブなWeb上での議論
問題解決WS Day4(10月)
・時間の使い方から行動の見直しと計画
・課題を基に、部下育成について議論
事後課題⑤
・マーケティングに関する知識インプットとして書籍数冊と映像コンテンツの視聴
・上記をテーマに講師とインタラクティブなWeb上での議論
マーケティングWS Day5 (11月)
・顧客価値の再定義と取り組みの評価
・マーケティング思考と行動を実現する組織
事後課題⑥
・これまでの取り組みをベースに、「自社の本質的な課題と解決策、及びそれを実現するための行動シナリオを作成する」
基本、以下を論点に取り組む。
・3年後のビジョンと具体的な成果
・そのための本質的な課題とその理由
・2019年1月から6ヶ月間の具体的な行動計画
・2019年6月終了次点での成果と成果物のイメージ
クライアント様の声
事前課題とWSと事後課題。これを5回繰り返し、期間中は講師がWebツールを使って、選抜メンバと蜜に議論をしていただいた。実際に、課長のトップクラスとして来期の計画を立てている最中に付加の高い研修でしたが、意義やミッションなどの根本を考え、自らを定義し直す取り組みによって、行動の質が変わっています。引き続きよろしくお願いします。(人事責任者)