メーカーの事業責任者向けに戦略の立案とレビューを行う機会をつくりたい。と役員から打診があり、法人企業のコンサルの実績を買われて弊社に直接問い合わせがありました。事前に立案している戦略の検証と計画に対して外部のコンサルを入れた議論をすることで、戦略の考え方を整理するとともに、アウトプットをブラッシュアップします。

対象：事業部長クラス8名
日程：合計4日間（2018年6月〜9月・毎月1回）
概要：
Day1：
各事業部が立案している事業戦略を20分程度で発表して頂き、互いに企業戦略との整合性、他部門との整合性を確認する。不足する議論や再検討する議論のポイントを指摘し、それを次回までにクリアする考え方を議論する。

Day2：
基本的な戦略立案の考え方と前回発表頂いた中で不足する考え方や理論をインプット。その後、各事業部が立案している事業戦略を20分程度で各々発表頂き、互いに質疑応答を行う。全社戦略で議論が不足している部分を問題として整理し、誰が、どのように進めていくかを確認。残った時間で、全社戦略の方向性と不足する打ち手に対して方向性を確認する。

Day3：
実際に計画を基に進めた内容に対して、取り組んだこと、取り組んでいないこと、不都合なことを各事業部から発表頂く。取り組んでいないことに対しては、その因果を互いに質問しあい、根本的な課題について整理する。全社を通して、根本的な課題を視覚化できたため、そこにフォーカスして現象の深掘りと因果関係を整理。また打ちての方向性を確認した。また、全社戦略の取り組みに対しての進捗と取り組みを共有。

Day4：
各事業部の戦略と計画を社長にプレゼン。その後、全社戦略の整合性に対しての議論を経営陣全員で行い終了。

今回は、研修とワークショップを交えた提案で、事業部長の横のつながりを強化していただくことができました。また、従来の事業計画のあり方に正面から問題を提示頂き、事業部長共々、目が冷めました。引き続き、よろしくお願いします。（経営者）