背景
数年前より、中堅社員研修（入社５年目〜８年目程度の社員）を実施しています。きっかけは、弊社で行っていたセミナに参加頂いた人事責任者が、１）時代の変化を意識する社員マインドの養生、２）外部の経験を様々にリアルに話す講師を探している、３）ヒューマンスキルが高い人が良い、の３つの条件をベースに探しており、弊社のコンサルが該当した。という経緯で数年継続させて頂いています。
支援内容
◾対象者：中堅社員（入社５年目〜８年目）
◾日程：２日間（９時〜１６時）
◾概要：
事前課題として、現在抱えている問題とそれにどのように向き合っているかについてA4サイズ１ページ程度で整理する。
●目的と事前課題の共有
事前課題を共有しながら、参加者が抱える問題の整理や同じ役割レベルの仲間が同じ悩みを持っていることを知って頂く。適宜、アドバイスをしながら２日間で議論する方向性を確認する。
●世の中の変化
入社時と現在の変化を議論しながら、当時考えていたビジョンやイメージを共有する。時代の変化に対して、会社の組織に馴染む中で見なくなっていることを気づかせ、中堅社員として行わなければならないことを議論する。マインドを養生することが目的。
●プロジェクトを進めるポイント
「部下や後輩が動かない」「無駄な作業を行う人が多い」「時間が不足している」など、参加者が抱えている問題を解決するために、プロジェクトを進めるための考え方やポイントをインプット。その後、複数の演習を繰返しながら、様々な局面におけるプロジェクト遂行の考え方を議論する。
●コミュニケーション
中堅社員として、ボスをリードする際、仲間や部下を巻き込む際に必要なコミュニケーションの知識や考え方をインプット。複数の演習を繰返しながら、様々な局面におけるコミュニケーションのあり方を議論して実践する。
●コミットメント
５年先の自分の理想の姿をイメージしながら、今取り組まなければならないこと。継続的に将来の自分に近づくために取り組むことを整理。互いに共有しながら、行動のコミットメントを行う。
クライアント様の声
●中堅社員としての意識、今まで想像しなかった先の未来を改めて考える切っ掛けとなった。
●少し先の自分をイメージした際に、今回の知識やトレーニングは確実に身に着けなければならないと感じた。
●部下や上司が悪いと思っていたが、その中で自分がコントロールできる要因にフォーカスして改善しなければ状況は変わらないということに気がついた。これまでのもやもやがすっと晴れた。
●気がついたらすごい変化の中に行きている。入社する際は色々考えたが、ずいぶんとぬるま湯に使ってしまった。
●マネジメントは上司が考えることだと思ったが、今そのノウハウや経験を積まなければ、いざその役割になった場合に、全く使い物にならないという恐怖を持った。ただ、それに対してのアプローチも十分に理解できたので明日から早速実践したい。
●目的意識が低い組織だと思っていたが、自信が率先してそれらを共有させる役割になって良いという気づきを得た。もっと、積極的に取り組んでいきたい。
●コミュニケーションの前提として、伝わらない、相手は理解しない、聞きたくないと聞いた。極端だと思うが、そのスタンスに立つことで色々な打ち手が出て、確かにぐっと互いの関係が良くなることがわかった。
●コミュニケーションのゴールは伝えることではなく、希望する行動を相手が取ること。流石に、外の世界で色々と仕事をしている人の表現だ。身にしみた。