背景
最近の若手社員の動向として、コミュニケーション力不足、表現スキルの低下などから上司との関係がうまく築けていない。業務上にも支障がでてくるため、部署毎のチーム力を高めるためにも若手社員のコミュニケーション力を高めたい。また、自身をコントロールするやり方を習得させたいと依頼がありました。そこで、現状のコミュニケーションの在り方の問題点を整理し、自身の”癖” を客観的に知ることで他者との関わり方の自己理解を深めました。次に寸劇(現場で起きている事例など)を通して、”相手も自分も大切にする伝え方”を体感し、他者との関わる時のスキルと考え方を習得することを目的とし組み立てました。今回は、5回目、6回目を担当しました。
支援内容
【日数】各1日間 2回実施 9時から17時
【対象】入社1年、2年目 20代 約60名
【概要】
1.社会の変化とその影響
・私たちを取り巻く環境は、どう変化しているのかを知る
・なぜ、コミュニケーション力を高めることが大切なのか
2. コミュニケーションの在り方を振り返る(グループ討議)
3.自己理解とコミュニケーション
・客観的にコミュニケーションの”癖”を知る
・仕事上でのコミュニケーションの問題を意識し整理する
・グループ毎に発表
4.セルフマネジメント 寸劇・グループ討議
・自己主張スキルを活かしたセルフマネジメント
・他者とのコミュニケーション力を高める
・仕事を円滑に進めるためのチームワーク力を活かすコミュニケーション
クライアント様の声
・考え方、価値観に違いがあるのは当たり前なうえで、細かくないようも伝え、叱る時、褒める時に今回のことを活かします。
・自分一人でお客様にすべてを対応するのではなく、周りのスタッフにも頼って指示を出しながら作業にあたります。
・伝えることはきちんと伝えるように少しずつ意識していきます。
・アレコレ考えて行動を移せない短所が明確になりました。やってみたいことがあればあれこれ考えずまずは行動します。
・無意識な面を認識して、周囲の考えを常に配慮して、行動し感情的になっても冷静さを心掛けます。
・自分の姿勢、態度、行動をどうすればよいか少し具体的に分かったので職場に帰って実施します。
・コミュニケーションをする上で言語・非言語の大切さを改めて感じました。ロールプレイも行い、実践していこうという意識が高まりました。
・報連相をする時は、受け身にならずに具体的に相手に伝えることで、より良いアドバイスをもらえるようにしていきたいです。また、自分の会社での立場や相手との関係を考慮しあんがら、どんな言い方をすればいいか等意識していきたいです。
・コミュニケーションをとることだけでなく、自分の意見や相手の気持ちを伝えることが大切であることが理解できた。
・実体験や例を交えてのワークで対処を学んだ。何が悪いのか、どう改善すれば良いのかまで分かってよかったと思う。
・現場でもチームワークを大切にしPACをしっかり考えたり、取り入れたりして明日からの業務に務めていきます。
・行動をする前に、一度落ち着いて計画を立てる。その時に考えつつも自分の意見を押し殺してしまわないようにする。
・上司・お客様との会話を振り返り、違った伝え方、言葉はなかったのか相手に配慮があったか確認をしていきたいと思います。
・発言する前に考える習慣をつけたいです。
・自分の課題は、「自己主張」ということを理解しつつ一方的なものにならないよう回りに配慮したうえで主張していきます。
・社会人として働き始めて1年たった今、改めて現在の自己分析ができて自分を知れてよかった。
・PACで自分には何か足りないのかということが分かり、課題も見つかりました。
・一度自分とは違う考えだとどうなるかを考えて行動することの大切さがコミュニケーションで大事だと学びました。 他