背景
金融機関の次期支店長候補者に対して、来期1年間の事業計画を策定頂いている。今回は、その内容をブラッシュアップして、具体的な行動と達成したか否かを判定する基準を追記頂いた。計画自体の大きな方向性は良いが、直近3ヶ月の行動のシナリオと支店間を超えて問題を解決する取組が弱かったので、その2点を中心に議論を深めて計画の精度を上げる取組を期待された。
支援内容
参加者:16支店の次期支店長クラス
1日の研修の中で、午前中に各支店長が策定した事業計画に対して、講師から各々質問を出し、具体的に議論するポイントを整理します。事業計画は、研修の3日前までに講師に提出いただき、事前にテキストでのフィードバックも行っています。
午後は、各自のポイントに従って、議論を行っていただき、適宜講師がコーチング形式で視野や議論の方向性を広げる取組を行います。また、必要に応じてレクチャーを加え、1)直近の具体的な行動シナリオ、2)支店間を超えた問題解決の取組についての考察を深めてもいます。
効果
16支店(本部を統括する責任者4名含む)のブラッシュアップが完了
クライアント様の声
2017年4月からの取組で、本格的な計画を作り、実行と検証の繰り返しを行って頂いた。実際に、計画を修正して実行を繰り返すことで、自分たちが描いているビジョンに到達することを実感しています。また、次期支店長の活躍を見ることで周りの社員の士気が高まっています。この取組は来年も継続して続けて行きたいと考えています。(人事責任者)