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歯科医院向け戦略セミナー

概要
2017年 / 九州 / 歯科業界
業務分野
企業コンサル
業務内容
よろず相談 /

背景

歯学部では6年間にわたり医学を中心に学びます。その後の選択肢は、1)大学に残る、2)開業する、3)勤務医になるの3つです。親が代々歯科医院を経営していて跡継ぎになる方を除けば、自分で独立開業することは世の中で言う起業と同じです。それなのに銀行から借金をして開業コンサルの言うがままに開業をする。歯科業界も10年前は問題なかったでしょうが、今は時代環境が大きく異なります。上記のような背景から全国で5,000医院を超える歯科医院をサポートする企業からの依頼で、開業時、開業後、その先に考えるべき内容を整理するセミナーの依頼があり実現した。

支援内容

地方の普通の地域で開業して15年以上の経験を有す歯科医院のドクターと弊社代表の早嶋が講師となり①開業前に考えること、②開業後考えること、③その後考えること、を実例を交えて参加者同士意見交換を行います。一方的に話を聞くのではなく、皆で議論して様々なケースや事例を考察する過程で自分の長期的なビジョンとそのスタートを切るための行動に切り替えて頂くことがゴールです。

■講師ドクターから一言
夢と希望を持って開業し、ひたすら走り続け、思い描いていた医院を作り上げたのですが、達成感はあるものの、毎日の多忙さに疲弊し、また漠然とした将来に対する不安を抱えた状態で毎日を過ごしていました。しかし今はその不安の原因を理解し、多くの部分で取り除くことができたため、毎日を楽しく過ごすことができるようになりました。

『開業はゴールではありません。医院の繁栄も通過点です。』

開業を考えている人、これから開業する人、そして開業はしたものの将来のヴィジョンが見えない人に、私の経験を交えて一緒に考えていきたいと思います。

■カリキュラム参考(1日)
①開業前に考えること
参加ドクターの中で既に開業している方々がどのような取り組みを行ったかを共有し、これから開業するドクターに対してのアドバイスを行う

②開業から3年程度の実際や体験
参加ドクターの中で既に開業して数年以上経過している、あるいは現在そのステージにあるドクターに現況や当時の考えを伺い共有する。また、再度同じ経験をするとしたら、どのようなアドバイスを行うかを話してもらう。

③リタイア前後のこと 歯科医院になることは考えるのですが、その後のリタイアまでの長期的なスパンは意外と少ないです。参加ドクターがどのようなビジョンを描いているのかを各々に共有頂き自分の戦略を考える。

クライアント様の声

- 理想の病院をつくりたいと悩んでいたが、具体的に定量的に定性的に考えていないことに気がついた。自分の歯科医院に関わる人が楽しい空間を作る一方で、その先を定量的に比較することが大切。数字。売上。人数。楽になった。気持が楽になった。

- 迷いが出た。良い意味での迷い。自分のビジョンや将来的な設計において。持っているものはあったが実際に計算したことで、まわりと明らかに違うビジョンであることが確認できた。今まで一人で行っていたがチームでの取り組みに重きをおかなければならない。

- 自分が持っているシンプルな考えや思考に間違いはないと確認。先人や成功者の失敗や苦労は同じ学びがあることが分かった。なんとなく考えていることを言語化頂くことで、整理された。
- いろんな話が聴けて良かった。細かなテクニックは後からついてくる。時間のマネジメントや予約の方法。メンテナンスや予防の仕組み作り。スタッフとの人間関係等々。でも自分がどうしたいのかがベースにないと方向性は決まらない。その話が同じドクター、経験レベルがバラバラで早嶋さんが上手くファシリテーションすることで自然に話せ議論ができ共有できた。

- どんなに一生懸命行っても、やっていることが目標と違う方向であれば違うことになる。こんなに働いても幸せにならない。余裕がない。お金が欲しいならそのことに直結しているか。ドクターは失敗が許されない環境だ。10勝しなければならない。しかし経営は1勝9負でも良いという当たり前の気づきを得た。が、大きなきづき。分けて考える。マネジメントはトライして切り替えることが大切だ。

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